いつ、なぜ造られたのか
覚えておきたい年は、743年、749年、752年の3つです。
743年:造立の詔
聖武天皇が大仏の造立を命じました。寺はその前身となる小さな寺院から発展し、国が各地に設けた国分寺の総本山となりました。
749年:鋳造が完了
造立の詔から6年後、大仏が完成しました。
752年:開眼供養
この年、大規模な開眼供養が行われました。これは大仏の開眼供養の年であり、現在の大仏殿が建てられた年ではありません。現在の大仏殿の落慶は1709年です。詳しくは大仏殿のページをご覧ください。
その後の修復
855年には地震で頭部が落下し、修復されました。1180年の火災後には、僧の重源のもとで1185年に再び開眼供養が行われました。1567年の戦火による損傷後にも、1692年に再び開眼供養が行われています。詳しい年表は歴史のページをご覧ください。
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当初のまま残っている部分は?
現在の大仏には、さまざまな時代の部分が混在しています。
大仏は何度も損傷と修復を重ねてきたため、全体が8世紀のまま残っているわけではありません。頭部は江戸時代に造り直されたものです。上半身は室町時代と桃山時代に修復されました。下半身や脚、台座の一部は、造立当初のものが残っています。
このことは、実際に像を見るうえで大切です。大仏は手つかずの当初の像ではなく、1,200年以上にわたって守り伝えられてきた作品としてご覧ください。下半身と台座が、当初の鋳造に最も近い部分です。
重さは?
鋳造に使われた青銅の重量については、約250トンから400トン以上まで、さまざまな数値があります。いずれの数値も概算と考えてください。「日本一大きい大仏」といった最上級の表現よりも、上記の寸法を参考にするほうがよいでしょう。

大仏拝観の実用情報
拝観当日に役立つ情報です。
写真撮影
拝観順路と堂内では、個人用の写真撮影が可能です。団体で並んでの撮影や三脚の使用はできず、写生も禁止されています。フラッシュライトの使用も禁止です。画像の商用利用には別途制限があります。
柱の穴
大仏の後方、像の右側にある柱には、高さ約37 cm、幅約30 cmの穴があります。この穴をくぐると健康にご利益があると伝えられています。通り抜けができるかどうかは、当日現地で判断されます。
柱の穴 →所要時間
奈良を巡る標準的な半日コースでは、東大寺全体に約50分を見込みます。ミュージアムや東側の諸堂を訪れる場合は、さらに時間を確保してください。
大仏殿からの帰り道には、守護像が立つ南大門を通ります。境内周辺の鹿は奈良公園の鹿で、奈良公園ガイドでは公園側から見た東大寺を紹介しています。
奈良の大仏についてよくある質問
奈良の大仏の高さはどのくらいですか?
像の高さは台座を除いて14.98 m、台座の高さは3.05 mです。顔の長さは5.33 mです。像の高さを丸めると約15 mです。
大仏はいつ造られましたか?
聖武天皇が743年に造立を命じ、749年に鋳造が完了し、752年に大規模な開眼供養が行われました。
像は当初のままですか?
当初のままなのは一部だけです。頭部は江戸時代に造り直され、上半身は室町時代と桃山時代に修復されました。下半身や脚、台座の一部は造立当初のものです。
大仏の拝観料はいくらですか?
2026年の大仏殿の拝観料は大人800円、子ども400円です。ミュージアムとの共通券は1,200円です。支払いは現金です。拝観券をご覧ください。
奈良の大仏は鎌倉の大仏と同じですか?
いいえ。異なる都市にある別々の像です。奈良の大仏は、東大寺の大仏殿に安置された盧舎那仏の坐像です。


