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東大寺歴史:緑の芝生越しに見える大仏殿

東大寺の独立ガイド

東大寺の歴史

東大寺は8世紀の奈良に国家の寺院として始まり、火災や戦乱による被害を受けながら再建されてきました。このページでは、最初の詔から現在の大仏殿までの年表を紹介します。

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東大寺の歴史を簡単に紹介

聖武天皇は743年に大仏造立の詔を出しました。鋳造は749年に完了し、752年には盛大な開眼供養が行われました。東大寺は、国が全国に設けた国分寺の中心寺院であり、儀式や学僧の育成の中心地でした。

境内は地震や戦乱による被害を受けてきました。現在参拝できる大仏殿は1709年に落慶しました。堂宇、大仏、門はそれぞれ異なる時期に建立や修復が行われたため、大仏の開眼供養と大仏殿の建立は同じ年ではありません。

743年聖武天皇が大仏造立の詔を出した年
752年盛大な開眼供養が行われた年
1709年現在の大仏殿が落慶した年
東大寺の歴史ある絵巻物

728年から1709年までの年表

主な出来事を年代順に紹介します。

年出来事
728聖武天皇の亡き皇子をしのび、前身寺院の金鐘寺が創建される
741国による国分寺の建立が命じられ、前身寺院の地位が高められる
743聖武天皇が大仏造立の詔を出す
749大仏が完成する
752大仏の盛大な開眼供養が行われる
754鑑真が戒壇院に仏教の授戒の規則を伝える
855地震で大仏の頭部が落下し、修復される
1180平重衡の攻撃後の火災で、大仏殿を含む寺の大部分が焼失する
1185重源のもとで修復された大仏の開眼供養が再び行われる
1567三好氏と松永氏の争いで再び戦火の被害を受ける
1692江戸時代の修復を経て、大仏の開眼供養が再び行われる
1709現在の大仏殿が落慶する

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東大寺ができるまで

小さな寺院から国家事業へと発展した歩みを3段階で紹介します。

728年に創建された前身寺院

金鐘寺は728年、聖武天皇の亡き皇子をしのんで創建されました。741年には天皇が全国に国分寺を建立するよう命じ、この地の寺院はその中で地位を高められました。

大仏造立、743年から752年

聖武天皇が743年に詔を出し、749年に鋳造が完了、752年に開眼供養が行われました。大仏の姿や大きさ、有名な穴の開いた柱については、大仏のページで詳しく紹介しています。

学びの寺

東大寺は国分寺の中心として、儀式や学僧の育成の場となりました。754年には僧の鑑真が授戒の規則を伝え、戒壇院はこの時代と深く結びついています。

火災、修復、再建

855年には地震で大仏の頭部が落下し、修復されました。1180年には平重衡の攻撃後の火災で、大仏殿を含む寺の大部分が焼失しました。重源が復興を主導し、1185年に大仏の開眼供養が再び行われました。1567年には戦乱で再び被害を受けました。

江戸時代の修復を経て、1692年に大仏の開眼供養が再び行われ、1709年に現在の大仏殿が落慶しました。新しい大仏殿の正面は以前の11間から7間になりましたが、奥行きと高さは変わりませんでした。

大仏の各部分が造られた時代は異なります。頭部は江戸時代、上半身は室町・桃山時代の修復によるもので、下半身、脚、台座の一部は造立当初のものです。詳しくは大仏殿のページをご覧ください。

東大寺大仏:奈良の大きな仏像

ほかの建物とそれぞれの年代

建物にはそれぞれの歴史があります。

南大門

南大門は1199年に上棟し、門と仁王像は1203年に完成しました。南大門のページをご覧ください。

法華堂

現存する最古の建物で、天平時代のものです。建立は早くても733年です。前方の礼堂は1199年に改築されました。法華堂のページをご覧ください。

二月堂

最初の堂は1667年に行事の最中に焼失し、現在の堂は1669年に建てられました。二月堂のページをご覧ください。

戒壇院

鑑真と754年の授戒の規則にゆかりがあります。現在見られる建物は江戸時代に再建されたものです。

ユネスコ

東大寺は、1998年に登録された複数の資産からなる世界遺産「古都奈良の文化財」の一部です。登録対象は大仏や大仏殿だけでなく、複数の資産に及びます。

寺院周辺の様子については、奈良公園ガイドをご覧ください。

それぞれの時代の見どころ

境内には、寺と同じほど古い建物はほとんど残っていません。奈良時代のものとしては、大仏の下半身、脚、台座の一部、法華堂の奈良時代の仏像10体、戒壇院の四天王像を見ることができます。南大門と仁王像は、1180年の火災後に重源が復興を主導した1200年頃のものです。大仏の頭部、現在の大仏殿、二月堂は江戸時代に造られました。

こうした時代の混在が、東大寺に古さと新しさの両方を感じさせます。ミュージアムには古いお堂から移された宝物が収蔵されており、拝観券のページでは拝観料が必要なお堂を紹介しています。

東大寺の歴史に関するよくある質問

東大寺を創建したのは誰ですか?

聖武天皇が743年に大仏造立の詔を出しました。前身寺院の金鐘寺は、天皇の皇子をしのんで728年に創建されていました。

大仏はいつ造られましたか?

743年に詔が出され、749年に鋳造が完了し、752年に開眼供養が行われました。

大仏殿は当初の建物ですか?

いいえ。大仏殿は1180年と1567年に焼失しました。現在の大仏殿は1709年に落慶しました。

大仏は当初のままですか?

一部は当初のものです。頭部は江戸時代、上半身は室町・桃山時代の修復によるものです。下半身、脚、台座の一部は造立当初のものです。

東大寺は世界遺産ですか?

はい。1998年に登録された「古都奈良の文化財」の一部です。

大仏殿はなぜ最初の建物より幅が狭いのですか?

現在の大仏殿は、以前は正面11間だったところが7間になっています。奥行きと高さは変わりませんでした。

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